H様邸(栃木県小山市) 屋根重ね葺き(カバー工法)・外壁塗装工事
施工前
経年劣化により、屋根の頂点部分の屋根包みの板金を固定している釘が緩み、板金自体が浮き上がってきてしまっている状態でした。そのままの状態を放置すると、隙間から雨水が浸入することによる雨漏りや、台風などの強風時に板金自体が飛散してしまうといったリスクがある状態でした。
また、屋根全体的にみても、防水塗膜ぎれや、スレートの割れなどが発生しており、防水性能が著しく低下している状態でした。
外壁においても、屋根同様に経年劣化により防水の塗膜が切れていたり、目地コーキングに引けが発生しているなど、防水性能が低下している状態になっていました。
工事内容のご提案
屋根／外壁、双方において防水性能の低下が著しい状態でしたので、それを回復するための工事をご提案しました。
工事内容としては、
- 屋根重ね葺き(カバー工法)
- 外壁目地打ち替え
- 外壁塗装
となります。
こちらのお宅では、太陽光パネルを設置されていたので、一時、撤去しての工事となりました。
今回の屋根重ね葺き工事に使用した部材は、『スーパーガルテクト』になります。スーパーガルテクトは、穴あき保証25年を誇る超高耐久ガルバの内部に断熱材を張り付けた、軽量で遮熱性・断熱性・耐久性に優れた製品となります。
外壁塗料は、価格が高くなってしまいますが、対候性・耐用年数に優れる無機塗料を選択しました。無機塗料は、その強固な塗膜による耐久性のほかに、防藻・防カビ性や、セルフクリーニング機能があるなどのメリットがある塗料になります。
施工後
屋根工事として、2次防水のルーフィングを張ってから、1次防水のスーパーガルテクトを張り付ける重ね葺き(カバー工法)を、外壁工事として、目地の打ち替え後に塗装を行ったことで、低下していた防水性能を回復し、新築時以上の耐久性のある家に生まれ変わらせることができました。
また、スーパーガルテクトが持つ意匠性と、新たにお選びいただいた外壁色により、H様邸が持っていた外観イメージをガラリとチェンジさせることができました。
