F様邸(栃木県下野市) 屋根板金交換・屋根塗装・雪止め設置工事
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施工前
屋根の頂点部分を覆う板金が、経年劣化による釘の緩み等の影響で浮き上がってきてしまっていました。
状態から、板金内にある貫板の腐食が考えられ、そのままの状態にしておくと、雨漏りに発展したり、台風などの強風時に板金が飛散してしまう等のリスクがあると判断しました。
また、築年数が経っていることもあり、屋根全体の防水塗膜が切れ、浸水による雨漏りも考えられました。
工事内容のご提案
屋根全体的に低下してしまっている防水性能の向上および板金の飛散リスクの低減を図るための工事プランをご提案しました。
工事内容としては、
- 既存屋根板金・貫板撤去
- 新規貫板取付
- 新規屋根板金取付
- 屋根塗装
となります。
今回の塗料はコストパフォーマンスに優れるシリコン塗料となります。
また、お客様からのご要望により、新規で雪止めを設置する工事も盛り込みました。
施工後
１）屋根板金交換
まず、塗装の前に屋根板金の交換作業を実施しました。塗装することで屋根本体の防水性能は向上させることができますが、棟部分の防水性能の改善はあまり見込めないためです。
既存の屋根板金・貫板を撤去後、新規の貫板・屋根板金を取り付けたことで、発生していた板金の浮き上がりをなくすことができ、棟部分からの雨水の浸入や、強風時の板金飛散のリスクを低減することができました。
２）雪止め設置
お客様のご要望にあった雪止めも塗装する前に取り付けました。
これで、降雪時の屋根からの落雪防止効果が見込めます。
３）屋根塗装
屋根板金交換・雪止め設置後に屋根塗装を行いました。
まずは、塗装する前に高圧洗浄をかけて、汚れを落とし、塗料の密着性を高めます。
次に、塗料の密着性を良くするために、下塗り材を塗布。
そして、中塗り・上塗りとして、塗料を2回塗ります。
今回の工事を行ったことで、今までの外観イメージを大きく変えることなく、屋根全体の防水性能を向上させ、雨漏りが発生するリスクを低減させることができました。
